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7月23日 夢まあるく舎公演(番外報告)

日本女子大3年生保育文化論履修者へのプレゼント

10時40分から12時  日本女子大新泉山館第一プレイルーム

 

4月から私のパネルシアターを見て自分で制作して、子供たちの前で上演して実力をつけた学生たちです。

今年は制作のペースがとても速く、練習がよくできました。チームワークもよく29名の学生はみんな花丸です。

最後の授業は人形劇の鑑賞です。

 

「夢まあるく舎」は練馬を拠点にして30年以上にわたり人形劇を地域の親子にむけて上演続けています。

対馬さんと藤村さんの二人の息はいつもぴったり。企画制作すべて二人の手作りです。

まずはけこみの準備からこだわります。9時に搬入してくみたてます。

音響、照明、幕などすべて二人で準備できるように、改良されています。

音もステレオになり、進化していました。

 

部屋に入ってきた学生の第一声「すごい!」

人形劇小屋のごとくワクワクした気持ちになってきます。「何が始まるんだろう」

みんなそんな気持ちで開演を待ちます。

 

プログラム

「あわて床屋」「きつねとたぬきの化け比べ」(ペープサート)「ねずみのフーフーとチーチー」

 

まずテレビのスイッチを一緒に押すところから始まります。

「あわて床屋」は音楽に合わせてかにが登場。ちょっきんとネズミの耳まで切ってしまい「あー」。泣いてしまう子供もいるので、次の日にはちゃんと元どうりになったことを言って安心させるそうです。

ペープサートは、何枚もの絵を自由自在にひっくりかえしたり、ひっこめたりで見ていて小気味よい動きです。

でもかなりの練習を積まないと間違えてしまうそうで、人形劇よりも難しいとあとでおっしゃっていました。

最後のねずみの兄弟はなんてかわいい登場でしょう。きれをかぶって寝ていてなかなか起きないチーチーを起こしてはまた寝てしまう。

その置きたくないよーの微妙な動きの上手なこと。ずーと見ていたくなります。

二人は仲良しだけど喧嘩もします。そのやりとりが楽しい。おまけに小道具が凝っています。

フライパンの火がついて、途中で弱火になるところなど良くできています。そしてたくさんのホットケーキがどかんと出来上がりました。

けむしの動きもちょこちょこして本当にかわいいです。

見どころ満載であっという間の45分でした。

 

上演後は岩手県の山田町で人形劇を子供たちに見せたことで感じたことなどを話していただきました。

地震のあとはやはりみんなふつうではなく、行動が荒れたり、泣いたり大変だったようです。でもボランティアの方が入り遊ぶことにより徐々に心が解放されていったようです。

「またきてね」の言葉は未来がある。次を待つ希望の言葉である。と私たちが何気なく使う言葉にも状況に応じては深い言葉になることを教えていただきました。

もちろん「夢まあるく舎」の人形劇はとても盛り上がりすごい反応だったそうです。(東京よりも盛り上がったそうです)

 

学生たちからは「感動した」「二人の声が役にぴったりでなお魅せられてしまった」とみんな大満足と大感動でした。

最後は舞台裏まで見せてくださり、人形や小道具にも触らせていただきました。

本当にありがとうございました。これからもずーと応援していきます。

 

 

 

 

 

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